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俳句?俳句!
 学生の頃、俳句なんて大っきらいだった。たった17文字、問題用紙にあるのはたった17文字しかないのに、なんであんなにずらずらと解答用紙に鑑賞文とやらが書けるのか解らなかった。
 なのに、なぜだか俳句にたどり着いた。もともと自然が、野鳥が好きだった。人生のパートナーはその趣味を通じて巡り逢った。パートナー氏は野山に出掛けると必ず写真を撮ってきては自分の作品として残していった。私には何もなかった。
 私もなにか作品を残したい。絵は苦手、写真は一家に二人も趣味にしていたら破産してしまう。何にしよう。本屋であれこれと探した結果たどり着いたのが俳句の本。
 その本には、今までの私の俳句大っきらい病を吹き飛ばす何かがあった。なにより、お金がかからない(と、そのときは思った)
「よし、これだ!」
俳句のある人生が始まったのである。

 一年ほど自分一人で作句し、そのまま句帳に埋没していく時期が過ぎた。これはとってもつまらない。やっぱり作った以上誰かに見てもらいたい。評価してもらいたい。しかし、当時私は生まれたばかりの赤ちゃんの母親だった。当然、句会になど出られるはずもなかった。
 そこで私のとった行動は俳句総合誌への投句だった。
「うつぶせの子の目となりていぬふぐり」
 なんと、黒田杏子選秀逸、他佳作に採ってくださった先生もいらした。現在の師、黒田杏子先生とその主宰誌「藍生」との出逢いだった。
目次
句日記
2003.7.4
2002.8.27
俳句写真館